摂食障害について
摂食障害は、食事をとらない「拒食」と、過度に食事をとる「過食」に分けられます。ストレスやダイエットをきっかけとして食事制限などを行う事で体に様々な不調が現れます。
摂食障害の主な症状について
以下の症状に当てはまる方は、摂食障害の可能性があるため医療機関を受診しましょう。
- 生理が止まるなどの生理不順がある
- 体重が標準の80%以下と極端に痩せている
- 食後に自己嫌悪に陥ってしまう
- 食べた後に無理に吐こうとする
- 食後に下剤などを用いて無理に排泄しようとする
- 骨がもろくなる、骨折しやすくなる(骨粗鬆症)
- 目がちかちかする、頻繁にめまいが起こる(貧血)
- 動悸や息切れといった不整脈
- ストレスを感じると過度に食事をしてしまう
- 体重が増加してきた(肥満)
治療について
摂食障害は、カウンセリングと薬物療法が主な治療法です。お薬は主に抗うつ剤や睡眠薬など症状に合わせて適切なお薬を用いて治療を行います。また、摂食障害の治療に際して周囲の方の理解とサポートが不可欠です。